フォートナイトは何歳から?子どもに遊ばせる前に知りたい年齢制限と安全設定




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フォートナイトは何歳から?子どもに遊ばせる前に知りたい年齢制限と安全設定
「何歳から?」に一言で答えられないのが、フォートナイトです
「フォートナイトをやりたい!」と子どもに言われて、検索してみた保護者の方は多いと思います。ところが調べてみると、「15歳以上」という情報もあれば、「小学生でも遊んでいる」という話もあり、余計に混乱しませんか。
実はフォートナイトの年齢まわりには、性質の違う3つの仕組みが重なっています。
- アプリ全体のレーティング(日本のCERO)
- 島ごとのレーティング(クリエイティブの島1つひとつに付く国際基準IARCの評価)
- アカウントの年齢による仕組み(Epicの機能限定アカウントとペアレンタルコントロール)
この3つを分けて理解すると、「何歳からなら、どういう条件で遊ばせられるか」が家庭ごとに判断できるようになります。この記事では、仕組みの解説と、最初に済ませておきたい安全設定のチェックリストをまとめました。
仕組み1:アプリ全体はCERO「C(15才以上対象)」
日本の家庭用ゲームの年齢区分(CERO)では、フォートナイトは「C(15才以上対象)」に区分され、内容は「暴力」と表示されています。
ここで大切なのは、CEROの区分の意味です。CEROの区分は「その内容が何歳くらいを対象にしているか」の目安であり、C区分は「15歳未満が遊ぶと違法」という意味ではありません。CEROの区分の中で、購入や提供そのものに年齢制限がかかるのは「Z(18才以上のみ対象)」だけです。
つまり「15才以上対象」は、銃で戦うバトルロイヤルの内容を踏まえた目安です。「小学生にバトルロイヤルを遊ばせるかどうか」は、この目安を踏まえて各家庭が判断することになります。逆に言えば、「フォートナイト=15歳未満は一切禁止」と切り捨てるのも正確ではありません。次の仕組み2が、その理由です。
仕組み2:島ごとに対象年齢が違います
フォートナイトの中には、バトルロイヤル以外にも、クリエイターが作った無数の「島(マップ)」があります(詳しくは「フォートナイト クリエイティブとは?」の記事で解説しています)。
そして各島には、国際的な評価の仕組み(IARC)による個別の年齢レーティングが付いています。戦う要素のないパズルや学習系の島には低い年齢のレーティングが、表現が強い島には高い年齢のレーティングが付けられる、という具合です。
実例を挙げると、デジネスラボ放送局が防災メタバースとして展開している教育系マップ『アスベストTYCOON』でも、公式ページには「13才以上対象(暴力・軽度)」と表示されています。教育系のマップでもこのように表示されるため、「遊ばせたい島のレーティングを、公式ページで必ず確認する」ことが基本になります。
- 『アスベストTYCOON』公式ページ:https://www.fortnite.com/@meta-heroes/2400-3874-1548?lang=ja
保護者向けの設定では、遊べる島のレーティングに上限を付けることができます。上限を超えるレーティングの島で遊ぶには、保護者が設定したPIN(暗証番号)の入力が必要になる仕組みです。
仕組み3:Epicの「機能限定アカウント」と保護者の同意
フォートナイトを遊ぶためのEpicアカウントには、年齢の若いプレイヤーを守る仕組みがあります。
フォートナイトにログインすると一度だけ年齢確認が表示され、年齢の若いプレイヤーのアカウントは「機能限定アカウント」になります。これは、保護者が同意とペアレンタルコントロールの設定を終えるまで、チャットや購入など一部の機能が制限されるアカウントです。対象になるのは、Epicの説明では「13歳、または住んでいる国のデジタル同意年齢」に達していないプレイヤーとされています。
手続きは、保護者のメールアドレス宛てに案内が届き、保護者が設定を選ぶ形で進みます。設定が反映されると機能限定ではなくなりますが、その後も保護者が選んだ制限の中で遊ぶことになります。
あわせて知っておきたいのが初期設定の扱いです。Epicの発表では、18歳未満で年齢を申告していないプレイヤーは、一部の設定が最も厳しいプライバシー初期値にリセットされます。具体的には、チャットは「全員不許可」、プロフィールは非表示、パーティーは「招待のみ」が初期値になり、16歳未満のプレイヤーではNGワードのフィルターもデフォルトでオンになります。
- Epic公式「機能限定アカウントの仕組み」
裏を返せば、アカウント登録時に正しい生年月日を入力することが、すべての保護機能の出発点です。年齢を偽って大人として登録してしまうと、機能限定アカウントにもならず、初期の安全設定も働きません。ここは多くのトラブルの出発点でもあるので、最初に必ず確認してください。
最初に済ませたい安全設定チェックリスト
仕組みを踏まえて、遊ばせ始める前に保護者が済ませておきたい設定をまとめました。設定は、フォートナイト内の「ペアレンタルコントロール」メニュー、またはEpicアカウントのポータルサイトから行えます。
【保護者向け安全設定チェック】
- 1. 保護者用PIN(6桁)を設定する:設定変更に必要な暗証番号です。PINがなければ、せっかくの制限を子ども自身が外せてしまいます。子どもに教えない番号を設定してください。
- 2. ボイスチャット・テキストチャットの範囲を決める:「誰と会話できるか」を選べます。最初は「フレンドのみ」、低年齢なら「誰とも不可(オフ)」から始めるのがおすすめです。知らない人と声で話せる状態が、トラブルの多くの引き金になります。
- 3. 購入時にPIN入力を必須にする:ゲーム内での購入(Epicの支払い)の前にPIN入力を求める設定にしておくと、勝手な課금을防げます。あわせて、家庭用のゲーム機本体側の購入設定も確認しましょう。
- 4. 遊べる島のレーティング上限を決める:お子さまの年齢に合わせて上限を設定します。上限を超える島はPINなしでは遊べなくなります。
- 5. フレンド申請や招待の範囲を確認する:誰からフレンド申請やパーティー招待を受け取るかも確認しましょう。「招待のみ」など、知っている人中心の設定が基本です。
- 6. ゲーム機本体側の設定も使う:Nintendo Switchの「みまもり設定」など、遊ぶ機種ごとに用意されている保護者向け機能では、プレイ時間の目安やソフトの制限ができます。Epic側と機種側の二重の設定が安心です。
- 7. 家庭のルールを3つだけ決める:設定と同じくらい大切なのが、シンプルな家庭ルールです。例えば「遊ぶ時間」「リビングで遊ぶ」「知らない人に名前や学校を話さない/困ったらすぐ大人に言う」の3つに絞ると、子どもにも伝わりやすくなります。
「最初の一歩」は、戦わない島から始めるのも選択肢です
「いきなりバトルロイヤルは心配。でも、子どもはフォートナイトに興味津々」というご家庭には、戦う要素の少ない島から始める方法があります。
島ごとにレーティングが付いている以上、年齢に合ったレーティングの、レースやアスレチック、街づくり、そして防災や学習をテーマにした島を選ばれば、フォートナイトの世界を「学びと遊び」の入口として使うことができます。大人が一緒に遊べば、そのまま会話と教育の時間になります。
デジネスラボ放送局が取り組む防災メタバースは、まさにこの考え方の取り組みです。フォートナイトの『アスベストTYCOON』のほか、ロブロックスにも津波避難や災害サバイバルを学べる作品があります(ただし各作品の対象年齢表示は必ず確認してください)。
- 防災教育はゲームで変わる|防災メタバースの記事:https://diginesslab.com/bousai-metaverse-game-education/
- eスポーツホンマルシェ(体験イベント):https://diginesslab.com/e-sports-hon-marche/
よくある質問
A. 法律やルールで一律に禁止されているわけではありません。アプリ全体の目安は15才以上対象ですが、島ごとのレーティングと保護者の設定によって、遊ばせる範囲を家庭でコントロールできる設計になっています。「バトルロイヤルを遊ばせるか」「どの島まで許可するか」を分けて考え、設定を済ませたうえで判断してください。
A. 全体のレーティング(CERO)と、島ごとのレーティング(IARC)は別の仕組みだからです。フォートナイトというアプリ全体の目安が15才以上対象でも、個別の島には内容に応じた年齢レーティングが付いています。
A. まずは保護者のメールアドレスで進める同意・ペアレンタルコントロールの手続きが使えるか、ゲーム内の案内と公式ヘルプを確認してください。生年月日の扱いなど個別の事情は、Epicの公式サポートの案内に従うのが確実です。大切なのは、放置せず、保護者の管理が効く状態に戻すことです。
A. ペアレンタルコントロールで購入時にPIN入力を必須にでき、ゲーム機本体側でも購入の制限ができます。あわせて「課金は親に相談してから」という家庭ルールを決めておくことが、実際には一番の予防策です。
まとめ|「何歳から」より「どう設定して、何を遊ばせるか」
- フォートナイト全体の目安はCERO C(15才以上対象)ですが、これは禁止ではなく内容に基づく目安です
- 島ごとに対象年齢が違うため、遊ばせたい島のレーティング確認が基本になります
- Epicには機能限定アカウントとペアレンタルコントロールがあり、正しい生年月日の登録と保護者の設定で、チャット・課金・遊べる島の範囲を管理できます
- 判断の軸は「何歳から一律OKか」ではなく、「どう設定して、何を遊ばせるか」です
仕組みを知れば、フォートナイトは「得体の知れない怖いもの」にはなりません。設定を済ませ、年齢に合った島を選び、大人が時々一緒に遊ぶ。その積み重ねが、子どもにとって安全で楽しいゲーム体験につながります。
AUTHOR PROFILE
恵澤 舜元(えざわ としゆき)
デジネスラボ株式会社 代表取締役/デジネスラボ放送局 オーナー・プロデューサー。インターネットラジオ、ポッドキャスト、AIコンテンツ制作、メタバース(Roblox)企画・プロデュースなどを手掛け、体験型コンテンツの普及・開発を推進している。
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