猫ごはんの種類とあなたの猫ちゃんに合うごはんの見つけ方


猫ごはんの種類と
あなたの猫ちゃんに合う
ごはんの見つけ方
ドライフードの枠にとらわれず、視野を広げると、猫ちゃんに合う食事が 見つかる可能性が高まります。
猫ちゃんのごはんでお悩みの方の多くが、ドライフードの枠の中でだけ 考えているように感じます。
もっと視野を広げると選択肢が広がり、より猫ちゃんに合う食事が 見つかる可能性が高まります。
猫のごはんの種類は大きく4つに分類できる
猫のごはんの種類について、主な特徴、メリット・デメリットを紹介します。
①ドライフード(ソフトドライ、セミドライも含む)
特徴
水分量が少なく(約5〜30%)、保存性を高めるために加工された総合栄養食が多い。
メリット
- 保存しやすい
- 価格が比較的安い
- 栄養バランスを管理しやすい
- 持ち運びしやすい
デメリット
- 水分不足になりやすい
- 加工度が高い
- 炭水化物が多くなりやすい
- 嗜好性・保存性を高める添加物が使われることがある
②ウェットフード
特徴
水分量が約70〜85%と多く、缶詰やパウチタイプが主流。
メリット
- 水分補給になる
- 動物性食品の割合が比較的高い
- 嗜好性が高い
- 食欲が落ちた猫でも食べやすい
デメリット
- 開封後の日持ちが短い
- 価格が高め
- 総合栄養食ではなく一般食の商品も多い
- 缶やパウチに含まれる化学物質に注意が必要なことがある
③手作りごはん
特徴
飼い主が食材を選び、加熱などをして調理する食事。
メリット
- 食材を自分で選べる安心感
- 水分を十分に摂れる
- 猫の体調や好みに合わせやすい
- 人間の料理のついでに作ることができる
デメリット
- 栄養バランスの知識が必要
- 調理の手間がかかる
- 食べ慣れるまで時間がかかる猫もいる
- 猫にNGな食材の知識が必要
④自然食(生肉生骨内臓食)
特徴
猫が自然界で獲物を食べる姿に近づけた食事法。「BARF」や「プレイモデル」などの考え方がある。
メリット
- 猫本来の食性に近い
- 良質なたんぱく質や酵素、水分を豊富に摂れる
- 加工食品を減らせる
- 調理の手間がほとんどかからない
デメリット
- 栄養設計の知識が必要
- 食材管理や衛生管理が重要
- 骨の与え方には十分な知識が必要
- 内臓類など入手性の課題がある
それぞれの特徴、メリット・デメリットを知ったうえで、猫ちゃんに食べてもらいたい ごはんの種類を考えていきましょう。
新しい食事法は、必ず「少しずつ」進める
猫ちゃんに新しい食事法を試す場合は、必ず「少しずつ」進めていってください。
例えば、
起きたこと
「生肉を食べさせたら下痢をしてしまった」
≠
短絡的な結論
「うちの子には生肉は合わない」
という判断は、必ずしもそうではないよ、ということです。
普段の食事でドライフードを食べているのであれば、消化器官はそれに 対応するような環境に傾いています。加熱した穀物主体のフードから急に 今までと性質が全く違う生肉が体に入ることによってうまく消化吸収ができず、 便に異変が出るというケースが考えられます。
性質が異なるものを与え始めるときは、与える量を少なくしたり 加熱したお肉から始めたりして、急な変化による体への負担を 小さくしてみてくださいね。
アレルギーや体質的に合わない子もいるので「絶対にこれを食べさせないといけない」という考えを頑なに持つ必要はない
その子その子の健康的な食事法を見出してあげれば大丈夫
猫のごはんに正解はひとつではありません。
その子その子に合ったごはんを、少しずつ見つけていってあげてくださいね。


