人は、感情だけでは生きられません。
でも、感情を無視しても生きられません。
閉じたコミュニティ、職場、サークル、学びの場。そこでは、人と人との距離が近くなるからこそ、恋愛感情も生まれやすくなります。
最初は、純粋な想いだったのかもしれない。
救われた感覚もあったのかもしれない。
ですが、その関係性が、次のようなものと混ざり始めると、人間関係は少しずつ歪み始めます。
そして多くの場合、問題を起こした"出来事"そのものより、処理されなかった感情のほうが、長く人を傷つけ続けます。
そんなふうに、本来は誰かに向けるべき痛みを、自分自身へ向けてしまう人もいます。
でも、本当は違う。
人は、弱っている時ほど、優しさや承認を求めます。孤独な時ほど、"わかってくれる誰か"に惹かれます。それは、人として自然なことです。
だから私は、傷ついた人に対して、
「あなたが悪い」とは思いません。
むしろ、よくそこまで耐えてきた。
よく壊れずにここまで来た。
そう思います。
もちろん、どんな関係にも責任はあります。ですが、人は時に、寂しさや苦しさの中で、正常な判断ができなくなることもある。
だからこそ大事なのは、
「誰が悪いか」で終わることではなく、
その経験から、どう生き直していくか。
もし今、何かを失ったように感じていても、自分の価値まで失われたわけではありません。人は、深く傷ついたあとでも、もう一度、自分を取り戻すことができます。
私は、前を向こうとしていた姿を忘れていません。
苦しみながらも、必死に立っていた姿を覚えています。
だから今回、そんな心を少しでも癒せたらと思い、一つの曲を作りました。
この曲は、誰かを責めるための曲ではありません。
もしよかったら、静かな時間に観て聴いてみてください。
あなたの中で止まっていた感情が、
少しでも優しく流れ始めるかもしれません。



