なぜ、取り組んでいるのに痩せないのか?

なぜ、取り組んでいるのに痩せないのか?
NUTRITION × 中医学

なぜ、取り組んでいるのに
痩せないのか?

管理栄養士と中医師から学んだ「痩せにくい身体」の正体

「食事を減らしているのに痩せない」 「ダイエット食品を試しても変わらない」 「運動しているのに体重が落ちない」

こうした悩みを抱えている方は、とても多くいます。

ですが実際には、単純に「食べ過ぎ」「努力不足」だけではなく、

内臓の状態 血糖値の乱れ 腸内環境 生活習慣 体質

など、複数の要因が重なって、「痩せにくい状態」になっているケースが少なくありません。

栄養学的視点
管理栄養士監修
身体の性質の視点
中医学

今回は、この2つの視点を交えながら、痩せにくさの原因を整理してみます。

1内臓の状態 ― 脂肪肝と代謝低下

まず重要なのが、肝臓の状態です。

肝臓が担う役割
糖質の代謝脂質の代謝タンパク質の代謝 アルコールの処理薬の処理食品添加物の処理老廃物の処理(解毒)

ところが、糖質や脂質の過剰摂取、運動不足、夜遅い食事、過食習慣などが続くと、 肝臓に脂肪が蓄積し、「脂肪肝」の状態になることがあります。

脂肪肝になると、脂肪を燃焼する力が低下し、代謝効率も悪くなります。

その結果、「頑張っているのに痩せない」という状態が起こりやすくなります。

また、こうした症状が出る人もいます。

疲れやすい
食後眠くなる
身体が重い
だるい
中医学の視点

この状態は「湿(しつ)」や「痰湿(たんしつ)」が溜まっている状態として 考えられることがあります。つまり、身体の中に“余分なもの”が停滞し、 巡りが悪くなっている状態です。

特に、次のような習慣は、

甘い物の摂り過ぎ 脂っこい食事 冷たい飲食物 夜食習慣

「脾(ひ)」や「胃」の働きを弱め、余分な水分や脂肪を溜め込みやすくすると考えられています。

脂肪肝の改善に重要なこと
食事量の見直し
適度な運動
アルコール制限
睡眠改善

肝臓の状態が整ってくると、代謝が回り始め、体重が落ちやすくなる方も多くいます。

2内臓の状態 ― 腸活と排泄

次に大切なのが、腸内環境です。

便秘気味の状態では、便やガスが腸内に長く滞留し、お腹の張りや体重増加感につながります。

また、腸内環境が悪化すると、次のようなことが起こることもあります。

むくみ
肌荒れ
倦怠感
食欲の乱れ
中医学の視点

「腸」は身体の不要物を排出する重要な器官であり、排泄の滞りは、 「気(き)」や「血(けつ)」の巡りにも影響すると考えます。 特に、ストレスや睡眠不足によって自律神経が乱れると、腸の動きも悪くなりやすくなります。

腸内環境改善のために重要なもの:

食物繊維発酵食品水分適度な運動

例えば、次のような食品を継続的に取り入れることが役立ちます。

野菜海藻きのこ類納豆味噌ヨーグルト
中医学の視点

冷たい飲み物や過剰な生野菜によって「胃腸が冷える」と、消化機能が低下すると考えます。 特に、冷え性や疲れやすい方は、温かいスープや発酵食品などを取り入れることで、 胃腸の負担が軽くなる場合があります。

3「ダイエットに良い食品」だけでは痩せない

最近は、「○○を食べると痩せる」という情報が非常に多くあります。

ですが、どんな食品でも、“それだけで痩せる”わけではありません。

重要なのは、

その人の体質食べる量食べるタイミング生活習慣との相性

例えば、オートミールやナッツ、プロテインも、身体に合う人もいれば、 胃腸に負担がかかる人もいます。

中医学では、体質を次のように分けて考えることがあります。

冷えやすいタイプ
熱がこもりやすいタイプ
水分を溜め込みやすいタイプ

そのため、「流行っているから」ではなく、“自分の身体に合うか”を 見極めることが大切です。

4糖質制限 ― 大事なのは「血糖値の安定」

糖質制限も、誤解されやすいテーマです。

確かに、糖質の過剰摂取は、血糖値の急上昇を招き、脂肪蓄積につながりやすくなります。

ですが、糖質を極端にゼロにする必要はありません。脳や筋肉にとって、 糖質は大切なエネルギー源です。

重要なのは、「血糖値を安定させること」です。

例えば、次のような習慣では、血糖値スパイクが起こりやすくなります。

朝食を抜く空腹時間が長い甘い物を一気に食べる
血糖値スパイク 急激な低血糖 強い空腹感・甘い物への欲求 糖質の大量摂取 膵臓への負担

これを繰り返すことで、脂肪蓄積や糖尿病リスクが高まります。

管理栄養士の現場でも、糖尿病の方に対して、白飯を1食100g前後に調整するケースがあります。

ただしこれは、年齢、体格、活動量、薬の使用状況によって変わるため、 自己判断で極端な糖質制限を行うのは危険です。過度な糖質制限は、 筋肉量低下・集中力低下・リバウンドにつながることもあります。

5「量」を見直す

最後に、一番重要なポイントです。

それは、「自分が思っている以上に食べている」というケースです。

私自身も、「健康的な物を食べているから大丈夫」と思っていました。
ですが、病院食や栄養士監修の食事を見た時、普段の自分の食事量が、 2倍、3倍近かったことに気づきました。

ダイエット食品を取り入れていても、総摂取カロリーが多ければ、体重は減りません。

また、現代の外食は、味付けが濃く、量も多めです。デスクワーク中心の人と、 肉体労働中心の人では、必要なエネルギー量も違います。

そのため、次の要素に合わせた調整が必要になります。

活動量年齢筋肉量

例えば、デスクワーク中心で減量したい場合は、主食量を見直し、 タンパク質、食物繊維、ミネラルを意識しながら、 「少量でも満足感のある食事」に変えていくことが重要です。

まとめ

痩せない原因は、単純な「意志の弱さ」ではありません。

肝臓の状態腸内環境血糖値の乱れ 食事量生活習慣体質

こうしたものが重なり合っています。

だからこそ、極端なダイエットではなく、
「身体の状態を整えること」が大切です。

そして中医学的にも、無理に身体を追い込むのではなく、 “巡りを整える”という視点が重要になります。

ダイエットは、単なる体重減少ではなく、 自分の身体を理解していくプロセスなのかもしれませんね。

なみのりふね名古屋いまいけ
主宰 森
足立 孝之

この記事を書いた人

森 茂 (Shige Mori)

なみのりふね名古屋いまいけ 代表 / デジネスラボ放送局パーソナリティ
「もっと楽に生きよう。」言霊とエネルギーで、人生のブロックを壊し好転させる秘訣。
心理学・脳科学・NLP・エネルギーワークとロゴストロンを統合した独自セッションで、 不登校解決、詐欺被害からの大逆転、業績改善など奇跡的な変化を起こしています。

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