攻撃は戦車の特性を発揮しやすい戦闘要領です。戦車の攻撃パターンは、時代・戦術・地形によってかなり変わりますが、代表的なものとして以下の3つが挙げられます。
ATTACK / 01
Frontal Assault
「正面突破」
敵陣に対して火力と装甲を活かして前進する基本形です。第二次世界大戦では、クルスクの戦いのような大規模戦車戦で多用されました。
- ✓ 強力な火力を前面に集中
- △ 歩兵や砲兵との連携が重要
- ✕ 対戦車兵器に弱点を晒しやすい
圧倒的な戦力で撃破する方法で、砲弾により制圧下で一挙に敵の後方まで突き進む。縦深の戦闘力が重要になる。
ATTACK / 02
Flanking Attack
「側面攻撃」
敵戦車や防御陣地の側面・背後を狙う戦法です。戦車は前面装甲が厚く、側面や後部は比較的弱いため有効です。
- ✓ 被弾リスクを下げやすい
- △ 機動力が重要
- △ 偵察部隊との連携が必要
正面を強固に準備した陣地に対し防御力の薄い側面を攻撃するので非常に有効。防御側の部隊が側面への配置変換をする間を与えず攻撃をする方法。
ATTACK / 03
Envelopment / Encirclement
「迂回・包囲攻撃」
敵の準備した地域を避けて、正面で敵を拘束しつつ一挙に後方(兵站部隊や野戦砲部隊)を撃破する方法です。
- ✓ 奇襲効果が高い
- △ 迂回経路の確保などが重要
- △ 正面からの果敢な攻撃による敵の拘束
- ✕ 発見されると不利
最も追求すべき戦闘要領だが、迅速な状況判断と迂回部隊のスピードが鍵となる。奇襲効果を上げるための作戦も重要。
✛
COMPARE
3形態の比較
| 攻撃形態 | 主な利点 | 主な要件 | 弱点・留意点 |
|---|---|---|---|
| 正面突破 | 火力集中・縦深突破 | 歩兵・砲兵の連携 | 対戦車兵器に弱点を晒す |
| 側面攻撃 | 弱装甲面を狙える | 機動力・偵察との連携 | 配置変換前に攻撃要 |
| 迂回・包囲 | 奇襲効果・後方撃破 | スピード・正面拘束力 | 発見されると一挙に不利 |
Joint Operations — 諸兵連合
いずれの攻撃形態においても、情報収集能力・兵站の継続性・空地一体での諸兵連合による共同戦力が不可欠です。戦車単独での活動には限界があり、歩兵・砲兵・航空戦力が統合されて初めて最大の戦闘力を発揮できます。
情報収集
兵站維持
空地一体




